システム開発を手掛けるエンジニアは基本的に、即戦力となる経験者が求められるものです。
あるいは専門学校に通うなどにより、必要な知識を得ておかなければ、求人募集に応募しても通らないものです。
けれどもネットワークエンジニアの場合には、全くの未経験者でも採用されます。
その理由には、まず行う作業が知識が無くてもできることがある点が挙げられます。
仕事内容は非常に幅広いものですが、簡単なものではネットワークが問題無く稼働しているかの管理があります。
ただし24時間常に監視している必要があるので、昼夜交代で作業にあたる必要があります。
そのために携わる人員が少なく、たとえ未経験者であっても必要とされるわけです。
そして何か不具合やトラブルがあれば対処することになりますが、経験者が行う作業を見ながら覚えることができるので、
実践の中で知識を深めていくことができます。
つまり、全くの素人であっても仕事を行いながら勉強することによって、スキルアップとともにキャリアを積んでいくことができることになります。
その後はネットワークの設計や構築、運用管理など様々な業務を行うことで収入も大きく増えることになります。
専門学校に通うことなく独学で学ぶことも、国家資格を得ることも可能なのが、ネットワークエンジニアの魅力でもあります。
ただしハードな仕事内容であることと、常に最新の知識を得ていなければならないことから、比較的若い年齢でキャリアチェンジを考えることになります。